2025.06.18
ワインと不動産の共通点
ワインと不動産は、一見まったく異なるものに見えます。
しかし、価値の生まれ方という点では、驚くほど似ています。
良いワインは、作られた瞬間が完成ではありません。
時間をかけて熟成し、環境に影響されながら、価値を深めていきます。
不動産も同じです。完成時がピークではなく、街とともに育つ。
港区の中でも、評価が落ちない物件は例外なく「時間が味方になる立地」にあります。
再開発の中心ではなく、その周縁。
人の流れが安定し、街の性格が急変しない場所です。
また、ワインは大量生産されるほど価値が下がります。
不動産も同様で、似たような物件が増えれば、相対的な価値は薄まります。
希少性とは、意図して作るものではなく、結果として残るものです。
短期で結果を求める投資は、ワインを寝かせずに飲むようなものです。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、時間をかけた価値創造とは別の世界の話です。