2025.12.05
中国と日本の高級不動産市場~緊張と資本が交差する時代に~
中国と日本の関係が揺れ動く中、
実は“不動産マーケット”はもっと静かに、しかし確実に変化しています。
特に顕著なのが 港区・千代田区・中央区などの高級不動産市場と中国富裕層との結びつき。
政治的には緊張感が高まる一方、
経済面では「資産の逃避先」「リスクヘッジ」「家族の拠点」として
東京の不動産が以前よりも選ばれやすい環境が整いつつあります。
■なぜ中国マネーは東京へ向かうのか?
理由は大きく3つあります。
① 自国規制・資産防衛のための“資金避難”
中国では不動産バブル後、購入規制・海外送金規制が強化。
富裕層の間では「一国集中のリスク」が意識され、
ドル建て資産や海外不動産へのシフトが加速しています。
東京は相対的に割安で、政治の安定性も評価されます。
② 教育・ビザ・居住拠点の確保
子どもの教育・ビジネス進出・将来移住などの“逃げ道”として
拠点を持ちたいというニーズが強い。
特に 麻布台ヒルズ/元麻布/白金台/広尾などは
国際色・治安・ブランド性の三拍子で人気。
③ 日本円安の追い風
為替レートは彼らにとって大きなボーナス。
2023〜2024年の円安局面で
「同じ1億円でも買えるグレードが上がる」という現象が起きました。
例えば香港や上海の超高級物件と比較すると
東京はまだ“コスパが良い”という見方もあるほどです。
■緊張関係の中で変わる投資スタイル
地政学リスクから一時的に中国マネーが減速する局面もありましたが、
富裕層はリスクが高まるほど海外資産を求める傾向にあります。
つまり「緊張=撤退」ではなく
「緊張=資産分散へ意欲が高まる」という流れが存在します。
ただし最近では個人名義よりも
- 法人スキーム
- トラスト化
- 海外法人・SPV経由
- 現地代理人購入
といった匿名性や税務・相続を意識した方法が増加。
表面からは見えにくくなりましたが、
水面下では依然として資金が動き続けています。
■EXEELとしてできること
当社EXEELでは、
- 港区のハイエンド物件情報の提供
- 海外投資家との仲介支援
- 税務・法務スキームのアレンジ(専門家と連携)
- 富裕層の購入意図とトレンド分析の発信
を通じて、変化の大きいマーケットの中で
確かな情報と提案を行っていきます。
政治は揺らいでも、価値ある不動産はいつの時代も選ばれる。
今後もアジア資本が“東京のどこへ流れ込むのか”を追いかけながら
アップデートを続けてまいります。