2025.04.08
金利がある時代に、不動産は終わったのか
「金利が上がったから、不動産はもう厳しい」
この言葉を、最近よく耳にするようになりました。しかし、この問い自体が、少し短絡的であるとも言えます。
確かに、超低金利時代は終わりを迎えました。借入コストは上昇し、利回りだけを見た投資は成立しづらくなっています。ただし、それは「不動産が終わった」という話ではなく、不動産の選別が始まったということです。
金利がある時代に評価されるのは、立地、希少性、流動性、そして「売却出口が明確な物件」です。港区の中でも、すべての物件が守られるわけではありません。逆に言えば、条件を満たす物件は、金利が上がっても価値を維持しやすい。
重要なのは、利回りの数字そのものではなく、資産全体のバランスです。
不動産は、キャッシュを生む装置であると同時に、インフレ耐性を持つ実物資産でもあります。金利上昇局面においても、資産防衛の役割はむしろ明確になります。
金利は敵ではありません。
むしろ、「誰でも買えた時代」が終わったからこそ、港区不動産は再び“考える人の市場”へと戻っていきます。その変化をどう捉えるかが、これからの差になります。