2025.09.02
銀座は、なぜ特別であり続けるのか
銀座という街は、何度も「終わった」と言われてきました。
郊外型商業施設の台頭、ECの普及、インバウンドの変動。
それでも銀座は、静かに、しかし確実に「特別な街」であり続けています。
理由は明確です。
銀座は、流行を追いかけない街だからです。
銀座に出店するブランドや店舗は、短期的な売上よりも、「そこに存在する意味」を重視します。
この街に店を構えること自体が、ブランドの信用を形成する。
銀座とは、そうした信用の集積地です。
不動産の観点から見ても、銀座は極めて特殊です。
利回りは決して高くありません。
空室リスクもゼロではない。
それでも資金が集まり続けるのは、「価格」ではなく「象徴性」に価値があるからです。
銀座は、消費の街ではありません。
信頼と物語を売る街です。
だからこそ、時代が変わっても価値の軸がぶれない。
これは港区の一等地にも共通する考え方です。
派手さよりも、積み上げてきた時間。
不動産が“場所”を超えて“意味”を持った瞬間、
その価値は簡単には失われなくなります。