2025.06.11

麻布十番に「強い店」が残り続ける理由

麻布十番は、不思議な街です。
大規模な再開発が繰り返されてきたわけでもなく、駅前が劇的に変わったわけでもない。
それでも、長く続く店が多く、街の雰囲気は安定しています。

理由は明確です。
麻布十番は「使われ続けている街」だからです。

観光地のように一時的に人が押し寄せるわけでもなく、
オフィス街のように平日と休日で顔が変わるわけでもない。
住む人、働く人、遊ぶ人が、無理なく混ざり合っています。

強い店とは、極端な売上を狙いません。
毎日一定数の“わかっている客”が来ることを前提に、事業を組み立てます。
麻布十番は、その前提が成立する街です。

そして、街が安定しているからこそ、不動産も極端に崩れません。
価格が急騰しない代わりに、急落もしない。
これは投資効率の話ではなく、資産としての信頼性の話です。

派手な再開発がなくても、
街が「生活の延長として使われている」限り、その価値は持続します。
麻布十番は、その好例です。